記:中日新聞/飯尾歩、中日新聞 古知野専売所 (有)吉田新聞舗
最近、季節の様変わりといいますか、要はお天気が変だという話から書き始める場合が多く、今回は、ちょっと違ったパターンをと思っていながら、やっぱり気候のお話です。
新緑のころなのに、真夏日が全国的に頻発し、台風のような風が吹き荒れ、そうかと思えば日没後に急に冷え込んで、ストーブがほしくなったりと……。なんだか、落ち着かないですね。
さて、この欄でも再三取り上げている国連・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第四次リポートの三つの作業部会報告が出そろいました。
続きを読む "No.87 ICCP第四次リポート『早くしないと手遅れ!?』" »
記:中日新聞/飯尾歩、中日新聞 古知野専売所 (有)吉田新聞舗
桜はすごいと思います。明らかに人知を凌駕しています。
桜の開花予想は、暖冬の余波で二転、三転しましたが、終わってみれば例年通り。桜祭りの関係者の皆さんは、さぞかし胸をなで下ろしたことでしょう。
それにしても桜はえらい。三月下旬から、ヨーロッパへの取材旅行に行ってきました。ベルギーとオランダです。
当初の開花予想では、ちょうど、欧州滞在中にソメイヨシノが満開になるはずでした。ベルリンの国会議事堂近くで見つけた桜の前にたたずみながら、これが今年のお花見なんだと、ため息をついたりしたものでした。異国で出会う桜はそれなりに懐かしく、美しいものではあったのですが。
続きを読む "No.86 桜から学ぶ気候変動 『止まらない温暖化』" »
記:中日新聞/飯尾歩、中日新聞 古知野専売所 (有)吉田新聞舗
桜の開花予想が二転三転しています。静岡市で三月十三日という記録的な開花予想は、計算水だと判明し、修正されました。
しかし、これも笑い話では済まされません。第一に、三月十三日に桜が咲いても、さほど不思議とは思えぬほどに、この冬の暖冬異変は、それこそ記録的でした。もう一つ、気象庁が計算ミスをしてしまうこと自体、異変と言ってもいいでしょう。「気象」は、繰り始めています。それだけでなく、その振幅は年々大きくなっているようです。
続きを読む "No.85 古都の眺めを守る 『眺望景観創生条例』" »
記:中日新聞/飯尾歩、中日新聞 古知野専売所 (有)吉田新聞舗
暑い、という言葉が、自然に口をついて出ます。地球は、どうなっちゃったんでしょうか。毎年この時期になれば気の早いつくしの二、三は裏の土手でも目につきましょう。しかし、セミが鳴いたり、ホタルに飛んだりされてはもう、どうしていいやら分かりません。
「温暖化」という問題がある種の「線」を超えてしまったように思えてなりません。2007年は、このまま地球史に刻まれてしまうのでしょうか。
先月末に発表された国連・気候変動に関する政府間パネルの第四次リポートは、今世紀末、地球全体の平均気温が最大で6・4度上がると報告しています。五年前の第三次リポートに比べて最大値は0・6度も高くなりました。
地球の平均気温は14度ですから、6・4度も上がった時に何が起こるか、想像を絶する変化、あるいは異常というしかありません。
続きを読む "No.84 私たちが今できること 『地球温暖化の真実』" »