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2007年5月 1日 (火)

vol.91 経営と向き合って四十年の人生

語り手:マンガ喫茶メルヘン経営 青山 公明様さん(67)

エリ「あれっ?マンガ喫茶メルヘンがフリードリンクとインターネットカフェに変わったね」

婆  「マンガ喫茶ってなにぃ?」

エリ「1時間四百五十円?でマンガや雑誌読み放題なんだよ。それだけじゃなくて好きな飲み物を何杯でもお変わり自由だし、それだけじゃなく、インターネットも使いたい放題なんだよ。別料金でお食事もできる。だから、すっごく安くて楽しいんだよ」

婆  「ほぉ~面白そうだなも。いっぺんわしも連れてってちょう。おばあちゃんでもいいの?」

エリ「誰でもOK。最近のニュースでは、若者が、自宅の家賃が払えなくて、毎晩仕事が終わると、マンガ喫茶で泊まって(二十四時間営業でシャワーや毛布のあるとこもある)暮らしてる若者が増えてるって言ってた。びっくりしちゃったよ」

婆  「へぇ~家がないって・・・信じられんなも。今時の若いもんには、驚かされるのぉ。今回は、メルヘンの経営者、青山公明さんにお話聞きに行ってみよみゃ~かね。エリちゃん、はよ、まわししやぁ~」

エリ「子供の頃は、どんなお子さんでしたか?」

青山「父は古知野駅で売店やったりタクシーやったりの商売人だったで、わしは、生まれも育ちも古知野だがね。わしは、一人っ子でどちらかというと内気な子だったかな」

エリ「私はマンガが大好きで、将来はマンガ喫茶をやりたいなって夢があるんですが、どうして始められのですか?」

青山「わしの場合、まぁいろいろあってねぇ。。話すと長いよ(笑)まず、高校卒業後は、紹介でほていや(今のユニー)に就職したけど、全寮制で先輩の布団ひきやら掃除やらで厳しくて、逃げることばっか考えとった。でも二年めから売り上げがよくなったもんで、上司から認められて、意見を聞いてもらえて、待遇よくなったよ。3年目には、名古屋の栄の店に希望出して、変えてもらってトータル八年間お世話になったよ」

婆  「売り上げがいいと、お店から大事にしてもらえるんだなも。なんで辞めや~たの?」

青山「友人3人と呉服屋を始めることにしたんだけど、結局うまくいかず、わし一人になってまった。次は、不二家のケーキ屋やらんかね?と誘われ、古知野と布袋にお店を出し、順調だった。しかし美濃加茂店は、ちっとも売れなくてさ、多額の借金して赤字で困ってたけど、幸運にもそこをやりたいという人が現れて譲り、今もそこでがんばってみえるんだわ」

婆  「その後はどうされたの?」

青山「不二家も辞めて、ローン会社が、店舗を貸してくれと頼まれ、その家賃で引越し、自宅を建て、パロマの前に土地を買って喫茶店を始めたんだよ(四十五才)。喫茶店なんてやったこともなかったなぁ、見よう見まねだったけど、意外に順調だったよ。しばらくすると、そこも貸してくれないかと言われて、次は、もっと広い土地を買って、マンガ喫茶がいいらしいでやってみないか?と言われ、始めたわけさ」

エリ「へぇ~マンガ喫茶をやってみようという動機はなんだったんですか?」

青山「それが、特にないんだわ。あんまり深く考えなくて、当時マンガ喫茶は儲かるらしいよと聞いたもんで、やってみただけで。当時は、順調だったなぁ、競争相手もなかったしね。最近でこそ、やや伸び悩んできたから、インターネットを入れてみたんだけど、まぁボチボチかな」

エリ「ほんとに仕事がいろいろ変わりましたねぇ、苦労はありましたか?」

青山「商売は、好きだから、苦労という苦労はなかったなぁ。これからはわからんけどね(笑)次から次へと話が来たから、それに乗ったんだけど、運がよかったのかな。あまり深く考えない性格がよかったのかもしれんなぁ」

婆  「運だけじゃないと思うのぉ、商売なんでそう簡単じゃないでなも。青山さんは商売人として、大切な決断力と勇気があったからよかったんじゃないかね。素人のわしにはようわからんけど。何か困ったことなどあったら教えてちょう」

青山「そうだなぁ、新しい本や、珍しい本を苦労して集めたのに、こっそり持って帰られるお客様がみえるんだわ。防犯チップつけたいけど、大変だし、できたらお客様の良心にお任せしたいんで、よろしくお願いします。いいお客様ばかりと信じてますので」

婆  「そんなこともあるんだなも。道徳心をしっかり持ってほしいなも」

エリ「趣味はなんですか?」

青山「ゴルフかな。今はまだ仕事が忙しくて時間がないけど引退したら、のんびりゴルフでもしたいなぁ。新しいメルヘンは、インターネットも完備し、フリードリンクになりましたので、ぜひいらしてください。お待ちしています」

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