
« 2006年12月 | メイン | 2007年2月 »
語り手:薬師寺副住職 山田法胤さん
――ところで、大学を卒業した年にはアリューシャン列島のアッツ島へ戦没者の慰霊法要に行かれたそうですね。
山田 アッツ島へはアンカレジからアメリカの軍用機で行き、5日ほどかけてあちこち回りました。日本では暑いときでしたが、現地は夜になると5度程度に冷え込んだと思います。遺体は処理されておらず、そばに墓標だけが立てられて草が青々と生える寂しい光景が目に焼き付いています。それに、日本の羽田(空港)に戻ったときに感じた悪臭に驚きました。
――その悪臭とはどんなものですか。
語り手:ユーザー車検代行会 江南支部 仙田 雅実さん(58)
婆 「エリちゃんもそろそろ十八歳の誕生日だなも。もぅ車の免許とれる年になったのぉ~エリちゃんの運転でドライブ楽しそうだなも。年金で車買ったるで、はよ、免許とりゃーえか」
エリ「その前に、まず自動車学校に行くのにたくさんお金かかるんだわ。いくらくらいかかるのかなぁ?」
婆 「確か、三十万近くって聞いたけどなも。車も買って、保険料も払って、ガソリン代払って、車検もあるんだわ」
エリ「ええ?まじで?車って、そんなにお金かかるんだ。びっくり!」
婆 「とてもわしの年金じゃ足りんがね。エリちゃんもアルバイトして、お金儲けの大変さを勉強するといいなも」
エリ「は~い、お婆ちゃんの年金あてにしたら、お葬式代もなくなっちゃうね。あ~あ、楽して儲かるお仕事ってないのかなぁ・・・」
婆 「これこれ!そんなうまい話あれへんわ。汗して働いたお金だからこそ価値がある。わかるかね?今日は、車検で有名なユーザー江南さんへ行くで、そこでまたいいお話聞けるでなも。エリちゃん、はよ、まわししやぁ~」