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2006年12月の記事

2006年12月21日 (木)

『ナゴヤ全書』中日新聞連載「この国のみそ」

『ナゴヤ全書』表紙 「この国のみそ」取材班 編著
【価格】 1,500円

【インプレッション】
「ナゴヤとは」をテーマにその流儀、味、産業、歴史など多角的に総点検、ナゴヤの元気力の源を解き明かした1冊。本紙社会面に長期連載され、読者の大きな反響を呼んだ「この国のみそ」の単行本化。


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2006年12月11日 (月)

12月号 辛抱こそ人生の宝

語り手:薬師寺副住職  山田法胤さん

――寺での生活は厳しく逃げ出したくなることもあったのではないですか?

山田 母親に「あんたの帰るところはなく、薬師寺があんたのすべてや」と懇々と言われ、西ノ京駅は(進むか戻るかの)峠みたいに感じられました。大学を卒業したとき、師匠から父の墓参りに行くように言われ、故郷に帰らしてもらいました。そのころ高田好胤元管長が私にぴったりの歌があると言って、「山家そだちの五郎助が・・・」で始まる明治の詩人、薄田泣菫の歌を教えてくれました。1番は五郎助が町に出て20日目で、故郷への峠道までやってくるが、辛抱して戻る内容。2番は9年目で、故郷に初めて帰る歌です。私はこの歌を自分の身の上に重ねて辛抱しました。「辛抱こそ人生の宝なり」が私の語録の1つです。

――今は辛抱ということがあまり言われない世の中ですね。

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2006年12月 1日 (金)

vol.86 一国一城の夢を築いて三十年の人生

語り手:食事処 喜八 鈴村 喜八さん(56)

エリ「お婆ちゃん、今日、私の誕生日なんですけど・・・」

婆  「えぇ!!あっ忘れとったわ。最近、ボケてきたかのぉ。すまなんだなも。どうしよう、プレゼントないんだわ。どっかご飯でも食べに行こかね?何、食べや~す?」

エリ「なんにしよっかなぁ~。そうだ!久しぶりに、とんかつ食べたいなぁ」

婆  「よしよし、とんかつと言えば、喜八さんと決まっとる。ほんなら今から行ってみよみゃ~か、エリちゃん、はよ、まわししや~」

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