8月号 こ~ちゃんのぶらっと一人旅-津島天王川祭り偏-
文・写真 吉田幸蔵
今回の旅は、津島市で毎年行われる「尾張津島天王祭り」に出かけてみることにした。
「尾張津島天王祭り」は毎年7月第4土、日曜日に、津島神社と天王川公園で繰り広げられる大祭りで、一般的には津島川祭り・津島祭りとも呼ばれているそうだ。一般的に知られる神葭神事と車楽による川祭りが中心になるそうだ。「尾張津島天王祭り」の由来は、須佐之男命が、西の海より津島湊の河口にある市江島に接岸した折りに、草刈りの童子が遊び戯れているのを見て、稚児の舞、笛の譜を作ったそうだ。その後、疫病の流行とともに神を慰めるため、この祭りが行われる様になった説と、後醍醐天皇の子孫、南朝の良王を守る津島武士(四家七党)が、北朝方の武士を舟遊びに呼び寄せて、討ち取ったことなどの説があるそうだ。
さて「尾張津島天王祭り」には宵祭りと朝祭りとがあるそうで、宵祭りは、土曜日の夜、提灯に彩られた津島五車(下溝・今市場・筏場・堤下・米之座の旧津島ヶ村)の車楽が参加して行われるそうで、祭りに使われる船は、江戸時代には、津島五車は熱田や佐屋などから20艘、市江車は美濃から2艘を尾張藩を通じて貸し出されてたそうだ。現在では、長さ13、6m・幅2、1mで祭り専用船として保管され、これらの船はお祭りの2日前に、天王川御旅行所前で古式にのっとり、くじ引きで各車に割り当てられる船分神事が行われるそうだ。
さて、お祭りの始まりである。船の中心に縦に121個、船の周りに365個の提灯をつけた5艘の船は、順番に御旅行所まで進んで行く。毎日仕事に追われる私たちには心を癒されるお祭りでもある。










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